CFA Level1合格!勉強法・勉強時間など

2020年1月31日

CFA London

t f B! P L

さて本日はCFA試験(米国証券アナリスト試験)の結果発表だった。無事、昨年12月に受験したレベル1は合格していたので、私の勉強法と結果を簡単に記しておきたい。

ちなみに余談だが、結果は指定された時刻の約15分前に Web ページに行ったところ既に公開されていたのでせっかちな方はチェックしてみると良いのではないだろうか。

正直なところ試験が終わった時には受かった可能性は半々かなという程度の手応えであった。実際勉強不足なことは自分でもわかっていたし、落ちていてももしょうがないなと思えるような勉強期間だったことは否めない。

勉強前の知識レベル

まず勉強を始める前の知識レベルを書いておくと、簡単な財務三表モデル(DCF法によるバリエーション)を作れる レベルの知識しか持ち合わせていない人であるといえる。また、学部時代に数理ファイナンス関連の科目や企業金融論といった科目は取っていたという程度で、決して大学院で専門にやっているといったバックグラウンドではない。

勉強時間

勉強時間に話を移せば、正確に記録していたわけではないがトータルの勉強時間は約50-60時間といったところだ。経済学の大学院生でありながらCFAの経済の点数はあまり良くないという有様が不勉強さを物語っている。

CFAの勉強を始めたのは昨年の4月からであるが、この時にやっていたのはEthicsのみでこれも問題集(後述)の半分を解いた程度であった。その後6月頃になってようやく、他の範囲も見始めたのであるが電卓の使い方を覚える程度に解いた感じだ。ここではトータルで4時間ほどしか勉強してないと記憶している。

そして本格的に勉強を始めたのは試験の2週間前というざまである。

具体的な勉強法

さてそんな私であるが、具体的にどのように勉強していたかというと大きく二つに分けられる。

まずは(ほぼ)唯一ともいえる日本語の教科書に目を通した。といっても、この教科書に載ってる6~7割程度のことをリフレッシャーとして確認した程度だ。

そしてその後、主に使用したのはCFA公式のLearning Ecosystemである。これは受験登録すれば誰でも無料で使える問題集である。その問題集をひたすら解いて解答・解説を読み理解していったというのが私の勉強法だ。

もっとも解説はかなり適当で当てにならない所が多いので、適宜コンセプトをググるなどして確認したのは勿論である。

そして、約6割の科目で一周は問題を解くことができた。その上でEthicsは 最低点があるという話を聞いたので、3周ほど解いた。そして試験日直前三日間は、同じサイトにあるMock Examの間違えたところの解説を読むということを行った。

結果


結果的にはやはり一周もできていない科目は点数が低く何周もした科目は点数が高いというものであったので、少なくとも勉強法が間違っているということはないように思う。

またある程度のファイナンスのバックグラウンドがあれば、他のテキスト等を購入することなく公式の問題集だけでレベル1は攻略できるという風に感じた。

一方でレベル2になった際にこの不勉強さがどれくらい足を引っ張るかは定かではないので、注意していただきたい。またレベル2を受けた際に更新できればと思う。

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