留学時の保険

2020年9月5日

London 留学

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海外長期滞在時に問題となるであろう、海外旅行保険の裏技です。

はじめに

日本の医療制度に慣れていると心配する必要などないと思ってしまいがちですが、侮ってはいけません。海外に長期滞在するとなると、外国人に対しての民間保険の加入義務があったり、そうでなくても加入しておかないと後で困る場合が多々あります。

私の留学するイギリスでは、NHS(イギリスの公的保険)に強制加入させられるので、他の保険についての加入義務はありません。

しかし、よく言われるのがNHSで医療機関に受診するのは数ヶ月待ちであり、裕福なイギリス人は民間保険で費用を賄って、NHS対象外の医療機関を受診するなんて話も聞きます。

たしかに、病院にかかる機会など多くはない私ですが、慣れない環境で病院にかかる必要があった際に、数ヶ月も待っていたくはないので、海外旅行保険に加入したほうがいいかなと考えていました。

海外旅行保険は高い

しかし、現実問題として、海外旅行保険は高すぎます。例えば、AIG損保で1年間の契約を結んだ場合の見積もりを出してみると、一番安いプランでも20万円越えでした。

クレカ付帯保険x4という裏技

もっとも、大層に海外旅行保険など契約しなくても、大抵のクレジットカードには90日間の海外旅行保険が付属しています。

このクレジットカードの付帯保険というのが曲者で(また、これがキーなのですが)大きく2種類に分けれられるのです。

1つは自動付帯型と呼ばれるもので、特に条件なく保険が付帯されるものです。もう1つが、利用付帯型と呼ばれるもので、海外旅行時の交通機関や、ツアー等の支払いを行うと付帯されるものです。そして、ここが一番大事なポイントなのですが利用付帯型のカードの一部は、保障期間が利用日から90日間というものがあるのです。

これを以下のように使うと、1年分の保障がまかなえます。

  1. 渡航。特に何もする必要はない。自動付帯型の保険で90日間保障。
  2. 利用付帯型のクレカを91日目に公共交通機関等の支払いに使い、91-180日目まで保障。
  3. これを繰り返す。一時帰国した際には、1に戻れる。

ここでいう公共交通機関等の支払いというのは、各カードの条件によって変わってきますが、Oysterカードへのチャージ後の利用やUberでの支払いなども対象になるようです。

もっとも、先ほどあげたAIGの海外旅行保険とは保障内容がかなり違うため、保険料のお得さについて直接比較できるわけではありません。実際に現地で病気になった際に、クレカの保険だけで必要な金額が本当にカバーされるのかといった点などを確認する必要はあります。

しかし、なるべくコストを抑えて万が一に備えるという点で言えば、そこまで悪くない案ではないでしょうか。

ちなみに、利用付帯型の保険がついているカードで年会費無料なものといえば、リクルートカードなんかがあった記憶です。正確にはご自分でご確認ください。ちなみにリクルートカードはJCBとMaset各1枚ずつ別のカード扱いで、作れます。

リクルートカードの作成はこちら

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